ステイトメントとしての「地奏 -CHISOU-」

「地奏 -CHISOU-」vol.1は、告知の開始まもなく満席となりました。あらためて「聴く」場の根源を探る新しい試みに興味をもっていただけて嬉しい限りです。

今年、「sonihouse」は「listude(リスチュード)」に改名します。

Listen(聴く)とAttitude(態度・姿勢)を掛け合わせた造語です。
「聴く」ことを受け身でなく、自律的で積極的に行うという意味を込めています。

例えばある演奏を聴いているとき、どんどん意識が演奏に集中していく中、ふと遠くで鳴く鳥の声を聴いた経験があります。それがゆえに「その場」「その時」の記憶を強く印象づけます。そこから「聴く」ことは演奏する対象だけでなく、その空間、そしてさらに背景の世界にまで広がるということに気づきました。

自律的、積極的な「聴く態度」は、何かを変えることなく、いつでもどこでも今そこにある豊かさに気づかせてくれます。

今回の「地奏」プロジェクトは、私たちの「listude」としてのステイトメントを具体的にあらわす試みとなります。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

recent posts

Pagetop