-報告-2021/11/13 sat. – 14 sun. 「地奏 vol.2 -ASUKA-」

11/13 sat. 16:00

水のワークからほど近い竹林に到着。ここから目を瞑って歩くワークです。二人一組になり、前の人は目を開け先導、後ろの人が目を瞑り前の人の肩を持って身を委ねます。

草木が生い茂る道なき道、視覚情報を遮られると歩くスピードがぐんとダウン。想像以上に恐怖心も生まれ、本能からか、今自分が置かれている状況を知ろうとすると「何が鳴っているか」という音そのものの情報よりも「どう響いているか」という、反射音から距離感や空間の広さなどを測っていることに気づきます。また、耳だけでなく足裏に感じる傾斜や凹凸など全ての感覚が研ぎ澄まされ、普段いかに視覚に頼って過ごしているかを実感します。

少し開けた広場にて休憩、purjeさんによるお菓子とコーヒーが到着します。ゆっくり一服。。。というわけではなく、実はこれもワークのひとつ。今度は味を「知性」で分析します。

一口目>咀嚼>後味という経過の中での「酸味/塩味/甘味/辛味/苦味」の量や変化を記述していきます。素材によって、一口目のアタックが強かったり、後味の余韻が長かったりと、まるで音楽と同じように味わうことができます。食の時間でありながら、音を意識する時間となりました。

各自しおりを見せ合って、感想シェアの時間。お菓子でエネルギーがチャージされたからでしょうか、これまでになく大きな声で盛り上がります。ふと気がつけばあっという間に夕暮れです。

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