【満席】2023/6/4 sun. -6/5 mon. 音欒 -OTOMARU- 初夏

青梅雨のにおい
あれはいつかの夢だったのか
淡くふわりとなつかしい

地は記憶を産み
森を歩いていた
ゆったりゆったり

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「音欒(おとまる)」とは、listude と Purje が共催する音と食の新しいイベント。その場、その時でしか生まれない音や土地の食を通じて、感覚の広がりを体験する内容です。

今回、会場となる岐阜県の東美濃は、大昔、大きな湖でした。周りの山々から流れてきた木材や石が細かく砕け永年堆積して土となり、美濃を日本一の陶磁器の生産地としました。美濃では土は生命の基盤なだけではなく、創作の基盤であり、経済発展の基盤でした。多治見で生まれた「百草」廊主 安藤さんもその恩恵にあり、陶器商を家業とする環境で育ち、自身は陶作家でもあります。百草の敷地には江戸期の登り窯の跡があり、生産地の一つとして栄え、やがて衰えていった歴史が生々しく宿り、目を凝らせば今も陶器の破片があちこちで発掘できます。ここには人と土との関りが歴史となり、今も営みの基本として息づいているのです。日本の人口重心地の岐阜県から個人、過去と現在を貫くこの場所ならではの「土」をテーマに「音欒 2023 初夏」を開催します。
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演奏/小林うてな
長野県原村出身。幼少期にリコーダー、合唱、ピアノを経験し、以降打楽器を9年間学ぶ。2010年、音楽大学在学時に結成したカルトバンド「鬼の右腕」で作曲/DTMを始める。2013年にバンドを解散。以降、スティールパン奏者としてライブサポートやレコーディングに参加。2021年、ソロアルバム「6roads」を絵本とともにリリース。アイリッシュハープをはじめる。2022年、「鬼の右腕」再結成。映像、テーマ、景色を捉えながら作曲することを好み、劇伴作家、楽曲アレンジ等を行っている。

食事/Purje
プルィエは奈良の奥大和、宇陀のレストラン。プルィエは北欧の言葉で船の『帆』。屋久島、京都、ニュージーランドでの生活を経て、4年前より野菜を育て、米を作り、魚を釣り、木を切り、自然から恵をもらいこの地の味を表現している。自然からのお裾分け。

茶会/安藤雅信
陶作家・ギャルリ百草主宰。1957年岐阜県多治見市生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科卒。和洋問わず使用できる千種類以上の日常食器と茶道具、また「結界シリーズ」など現代美術と焼き物を平衡して制作。海外でも生活に根ざした物作りと美意識を発表する。新しい茶の湯と交種茶会を提案。

音響/listude
2007年より奈良を拠点に、能動的な「聴く」からはじまる、もの・こと・感覚などを通してさまざまな提案を試みる。その場、その時でしか生まれない音を通じて感覚の広がりを体験する「音欒-OTOMARU-」プロジェクト、オリジナル多面体・無指向性スピーカーの開発を行う。2021年、屋号「sonihouse」を「listude」に変更。

みなさまのお運びを心よりお待ちしております。

前回「音欒 -OTOMARU- vol.1」report

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「音欒 -OTOMARU-」 2023初夏
2023年6月4日(日)・6月5日(月)※雨天決行 荒天中止
<夕の欒> 6月4日(日)15:30 open/16:00 start
<朝の欒> 6月5日(月)9:30 open/10:00 start
※両日ともに現在満席となっておりますので、キャンセル待ちのお受付となっております。ご了承ください。

定員20名/各回

– 料 金 –
¥22,000(ワーク・演奏・食事・茶会付き)

– 出 演 –
演奏/小林うてな
食事/Purje
茶会/安藤雅信
音響/listude

– 場 所 –
ギャルリ百草(岐阜県多治見市東栄町2-8-16)
・中央道多治見ICより車で10分
・JR多治見駅より東鉄バス13分「高田口」下車1㎞
・JR多治見駅北口よりタクシーで約10分(1500円位)

– 申 込 –
ご予約は「音欒予約」をタイトルに、以下の内容をご記入の上、info@listude.jp までお申込みください。

1.ご希望の参加回(朝or夕)
2.氏名
3.人数
4.電話番号
5.メールアドレス

*ご予約申込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送りいたします。
*野外でのイベントのため、歩きやすい服装でお越しください。夕方以降は肌寒くなることも予想されますので上着の持参、また虫対策をお勧めします。
*音のワークや食事を通して、身体感覚を研ぎ澄ますような内容であること、またライブは静寂の中での繊細な演奏であることなどから、小学生以下の入場はご遠慮いただいております。

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