2025年1月11日(土)よりハウスタジオSTUDIO OSKにて、濱田英明『時間の面影 – resemblance of time -』が開催されます。2024年秋に神戸で行われた巡回展となる本展は、2012年に35歳でデザイナーから写真家に転身してから、日本・海外問わず活躍してきた濱田英明氏が一貫して探求し続けてきた撮るという行為の意味を今一度見つめ直す展示となっております。2019年のDISTANT DRUMSより約5年を経て、濱田英明氏の現在地と示す展示をぜひお楽しみください。
listudeは会期中1月19日(日)に開催される「アンビエント森山 vol.4 at OSK」にて音響を担当いたします。
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はじめに、以下の媒体あるいは概念について、本展の着想の元になった考察を述べてみます。
写真 ー 見る人に「時間」が委ねられる。時間は伸び縮みする。
動画 ー 作る人が「時間」を意図している。時間は制御される。
時間 ー ある流れの何かと何かの「間(あわい)」にあるもの。そのすべての移ろい。
空間 ー ある場所の「空(くう)」にあるもの。そのあらゆる広がり。
この考察は、あらゆるものごとは常に変化しながらその都度失われる、という道理を撮影という行為を通し実感することで導かれたものです。
例えば、一瞬の出来事を永遠のように感じたり、永い記憶を一瞬のように感じられることはありませんか。そして、何もないところにこそ確かな存在を見出すことも。あるようでないな、ないようで、ある。では、時間は存在しない、とするならば?
本展はそのような思考についての実験であり、時間と空間の感覚への問いを考えていく試みでもあります。
会場音楽:森山公稀(odol)
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濱田英明「時間の面影 – resemble of time -」
2025年1月11日(土)ー2月2日(日)
12:00 – 19:00 水曜定休/入場無料
– 場 所 –
東京都目黒区五本木2丁目21-4 Ksgビル
※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※入場制限をさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。
※お問い合わせは下記アドレスにご連絡ください。
shop@bookandsons.com
濱田英明 Hideaki Hamada
1977年、兵庫県淡路島生まれ。
2012年、35歳でデザイナーから撮影業に転身。
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アンビエント森山 vol.04 at OSK
姉妹店THE BOOK ENDで行われた「アンビエント森山 vol.03」に引き続き、濱田英明「時間の面影 – resemble of time -」に合わせ、本展示の会場音楽を担当している森山公稀(odol)のライブパフォーマンスによるアンビエントミュージックのコンサート「アンビエント森山 vol.4 at OSK」を開催いたします。
「アンビエント森山 vol.3」の映像
森山氏が作曲・ピアノ・シンセサイザーを担当するodolのMV制作に濱田英明氏が多く携わってきたことから実現した企画です。同空間にて行われている展示とともにお楽しみください。
– 日 時 –
【昼公演】1月19日(日)14:00 – 15:00(13:30開場)
【夜公演】1月19日(日)17:00 – 18:00(16:30開場)
– 定 員 –
30名
– 料 金 –
3,080円(税込)
ご予約はこちら※1月8日(水)12:00より予約開始
– 場 所 –
東京都目黒区五本木2丁目21-4 Ksgビル STUDIO OSK
– 音 響 –
listude