京都嵐山にある旧嵯峨御所 大覚寺門跡にて開催された
京都嵯峨芸術大学主催の「out of place 2013展」に音響協力いたしました。
out of place 2013展は、大覚寺がもつ豊かな自然との共生をテーマに計画され、
さらに作品それぞれにサブテーマを設け、水、海、月のそれぞれのテーマで展示されます。
今回sonihuoseはメディアデザイン学科教授松本泰章氏と京都市立芸術大学 砥綿正之氏の作品
第2のテーマである『海』に音響サポートとして協力させていただきました。
宸殿正面の白砂の庭を海に見立て室戸岬の潮騒の音を録音し、それを会場で流します。
嵯峨野菊が綺麗な季節の庭に、耳を澄ますとかすかに聴こえてくる潮騒の音色が心地好く
また、風の音や鳥の声、鳴き床のきゅっきゅというお寺ならではの環境音と重なって
視覚では表現しきれない見えない絵画が浮かび上がりました。
音楽ではなく環境音の繊細さもとても細やかに再現できたのではないでしょうか。
今回の貴重な機会をくださいました京都嵯峨芸術大学松本泰章先生、京都市立芸術大学砥綿正之先生
ありがとうございました。