-報告-2014/7/26 around the table 三谷龍二 辻和美 安藤雅信 三人展 記念パーティー「モリ、そして ウタゲ」@[奈良]秋篠の森

奈良・くるみの木を主宰する石村由起子さんと親交の深い、3名の作り手の方たちの展覧会「around the table」。オープニングを記念するパーティーで音響を担当しました。




今年で10年目を迎える奈良・秋篠の森
周りが住宅街とは思えないほど、一歩入れば別世界のここは
二部屋だけの小さなゲストハウス「Hotel ノワ・ラスール」と、大和の食材をふんだんに使ったレストラン「なず菜」、
そして雑貨も販売しているギャラリー「月草」がひとつの森の中に集った場所。
草木が青々と茂る真夏の日に、木工デザイナーの三谷龍二さん、ガラス作家の辻和美さん、陶作家の安藤雅信さん、
日常の美を生み出す人気の作家三名が展覧会を行いました。
初日となる7/26は、作家とともにテーブルを囲み、なず菜の料理を楽しむパーティーを開催、
会場には12面体スピーカーを設置し、心地よいBGMやそれぞれが選んだ「料理に合う音楽」などでパーティーを演出しました。



森の空気を十分に取り込んだレストラン・なず菜に12面体スピーカー”scenery”とサブウーハー2台を設置。
爽やかで明るい内装にバーチ仕上げのスピーカーが心地よく馴染みます。
sonihouseのスピーカーは木でできているため、通常のPA機材とは違って
空間の雰囲気を壊すことなく使うことができるのも特徴のひとつです。






会場の隅にPAブースを設置、パーティー開始までゆっくりと時間をかけ音の調整を行いました。
ゆっくりと陽も落ちはじめ、いつの間にか窓の外にはパーティーを待つお客さんで一杯に。
そして鮮やかで美味しそうなお料理がテーブルいっぱいに並びます。










そして定刻に開場。あっという間に満席!
まずは簡単に、みなさんよりご挨拶。
石村さんと普段から親交の深いメンバーなので、みなさんリラックスした雰囲気。





乾杯と同時に、BGMのスタート。
今回は三名の作家とsonihouse鶴林が「料理に合う音楽」をチョイスしたのですが、それぞれが持ってきた音楽が見事にバラバラ!
どことなく作品とも通ずる雰囲気の落ち着いたジャズを選んだ三谷さん。
静謐な作品からは想像もつかない、パンチのある70〜80年代のファンクを選んだ安藤さん。
そして「丸裸にされているようで恥ずかしい!」と言いながらも、ノリノリのPOPSを選んだ辻さん。
「三人の作品には共通するものがあるので、てっきり音楽の好みも似ていると思っていたのにビックリ!」
というのは三谷さんの言葉。
長い付き合いの中で話をすることはあっても、お互いの好きな音楽の話をすること、ましてや聴き合う機会はないことを実感した瞬間でした。
そしてなにより、皆さん自分の選んだ音楽が流れると本当に嬉しそうな顔をして説明していたのがとっても印象的でした。
パーティーの最後はじゃんけんゲームで三人の選んだ音楽CDのプレゼントも。
温かなお祝いの席を盛り上げるお手伝いができ、私たちも楽しませていただきました。
お越し頂きました皆様、楽しい音楽を提供してくださいました三谷さん、安藤さん、辻さん、
また今回も嬉しいお声かけをいただきました石村さん、本当にありがとうございました!

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