2015/9/19-2016/3/21 Ghost in the Cell:細胞の中の幽霊 @金沢21世紀美術館

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9月19日から来年の3月21日まで、金沢21世紀美術館で開催される展覧会「Ghost in the Cell:細胞の中の幽霊」。一部作品の中で、スピーカーを使用していただいております。


新しい技術が普及した近未来の問題を題材にした作品で国際的な議論を巻き起こしてきたアーティストユニットBCL。
今回の展覧会では、現在の日本のポップカルチャーの代表格としてインターネット上で
世界的な人気を誇る歌声合成ソフト「初音ミク」に遺伝子と細胞を与え、生命/非生命の境界、
そして二次創作や芸能/芸術のはざまで育まれる現代日本の特異な想像力の可能性を探究。
なお、一部作品の音響にて、sonihouseスピーカーを使用していただいております。
新しいテクノロジーを駆使した、とても興味深い展覧会です。
展示は長期間にわたりますので、お近くに寄られた際はぜひどうぞ。
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1726
BCL
芸術を通して、科学やデザインなどの領域を超えた研究、実践を行うアーティスト集団。
2004年にゲオアグ・トレメルと福原志保によってロンドンにて立ち上げられた。
2007年に活動拠点を東京に移し、 国内外の美術館での展示やコラボレーションを行う。
2014年に吉岡裕記とフィリップ・ボーイングが参加。近年は特に、バイオテクノロジーの発展が与える
社会へのインパクトや、水環境問題について焦点を当てている。また、それらにクリティカルに介し、
閉ざされたテクノロジーを人々に開いていくことをミッションとしている。
代表作に家族の遺伝子を樹のDNAに入れて「生きた墓標」をつくるプロジェクト「Biopresence」(2004)など。
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BCL《Biopresence》
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期間:
2015年9月19日(土)〜2016年3月21日(月)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館 展示室
ウェブ上での遺伝子共同制作:4/26(日)〜7/26(日)
バイオ・アート・ハッカソン(アイデアを競う開発イベント):7/24(金)〜7/26(日)
展覧会:
9/19(土)〜3/21(月) ※12/14〜1/1は閉場
休場日:
月曜日(ただし9/21、10/12、11/23、1/11、3/21は開場)、9/24、10/13、11/24、12/14〜1/1、1/12
料金:
「ザ・コンテンポラリー2 誰が世界を翻訳するのか」(9月19日〜12月13日)、
「井上有一」(2016年1月2日〜3月21日)のチケットで観覧することができます。
一般=1,000円(800円)
大学生=800円(600円)
小中高生=400円(300円)
65歳以上の方=800円
※( )内は団体料金(20名以上)及び前売りチケット料金
お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

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