※この記事は2010年のものです。2018年 1月24日にご逝去された赤川新一さんについて書いています。文中にありますように生前、赤川さんには大変お世話になりました。ご冥福を謹んでお祈りいたします。
赤川新一さんの新しいレコーディング・スタジオSTRIP Gardenで12面体スピーカー”scenery”の試聴（音質 & 耐久テスト）をしました。
東京都内から1時間ちょっとの千葉の田園風景に囲まれた静かな環境にSTRIP Gardenはありました。
まるで別荘にでも遊びに来たような居心地の良いスペースです。大きな窓からは豊かな自然が見えて、こんな職場で働けるなんて羨ましすぎる！ちなみにこの部屋も本当に音の響きが良かったです！
そしてこんな本格的なキッチンまであって、ますます良い！本当に心底ここに住みたい！
メインのスタジオの天井が高すぎて（羨ましい…）天吊りが出来ず急遽マイクスタンドを変則的に使うことでセッティングしました。早速、赤川さんの厳しいテストが始まりました。
赤川さんが部屋のいろんな場所に立って音質チェックしています。しかも、たぶん300Wくらい（怖くて直視できなかった…）のPA用パワーアンプで、目いっぱいのボリュームの爆音です！どのくらいの爆音かと言うと、スピーカーの中の吸音材がポートから飛び出す程の音量でした。（分かりにくい…）内心ヒヤヒヤしましたが、今までそんな音量で使ったことがなかったので、この音量にも耐えれると分かり僕自身も驚きました。
テストも何とかスピーカーから発火するようなこともなく無事に終了。赤川さんにもライブなどでどのようにスピーカーを使うかかなり具体的に確認していただけたようでよかったです。
せっかくの機会ですので、モニタールームでモニタースピーカーの音を聴かせていただきました。
プロの現場に触れ、いい音にも触れられ、シナリーの真の実力も目の当たりにし、赤川さんからはいろんな話も聞けて本当に今日は勉強になりました！
