機材の配置換えなどの際、スピーカーケーブルの長さが足りなくなることがあります。そんな時は下記のような方法で継ぎ足しも可能です。
<1> ニッパーなどの工具を使い、ケーブルの外側のシース(被覆)部分を7cmほど剥きとります。
<2> 中から赤と黒の2芯ケーブルが出てきます。その際、介在と呼ばれる詰め物の繊維がある場合は、ハサミなどで切っておきます。
<3> 2本のケーブルを同じように準備します。
<4> 片方のケーブルは赤を短く、もう片方のケーブルは黒を短く切ります。
<5> ニッパーを使って、内側のシース(被覆)部分を1.5cmほど剥きとります。中の動線までを切り落としてしまわないよう注意。
<6> 4本の動線をむき出しにします。
<7> 同色同士の動線をねじり合わせ、つなげます。赤の動線と黒の動線は接触するとショートするので、このように接続位置をずらすことが重要です。
<8> それぞれのつなぎ目にビニール(絶縁)テープを巻きつけます。テープではなく、はんだ付けや圧着端子で接続するのも確実です。
<9> ケーブル全体にビニール(絶縁)テープを巻きつけ覆います。
<10> ケーブル延長の完成です。