「音欒(おとまる)」とは、listude と Purje が共催する音と食の新しいイベント。その場、その時でしか生まれない音や土地の食を通じて、感覚の広がりを体験する内容です。
「音欒」の「欒」という字は「団欒」という言葉に使われ、意味は「もつれて絡み合う、複数の人と人とが和やかな様子」を表します。音楽と食を媒介に繊細な感覚を開き、奈良・宇陀の地の豊穣の季節を祝う場と時間。いつの季節にも同じものが食べられる現代に、本来暮らしの中にあった秋の収穫への祝祭。ここに密やかな音と繊細な料理で小さな祝いの場をつくりたいと考えました。おそらく奈良に都があったよりも以前、古代から祭祀の場であった劒主神社にて遠い過去の人々に思いを馳せつつ、現代の私たちが祝い楽しむ場。それが私たちの考える「音欒」です。
第4回目となる「音欒」は、音楽家・青葉市子さんをゲストアーティストに迎え、秋の豊穣をみなさまとお祝いできること楽しみにしております。
演奏/青葉市子 ICHIKO AOBA
音楽家。自主レーベルhermine代表。
2010年デビュー以降、これまでに7枚のオリジナルアルバムをリリース。クラシックギターと歌を携え、現在ワールドツアー中。”架空の映画のためのサウンドトラック”『アダンの風』発表以降、ストリングス編成でのコンサートも行っている。映画『こちらあみ子』では劇中音楽と主題歌を担当し、 第77回毎日映画コンクールにおいて音楽賞を受賞。ラジオDJやナレーション、CM・映画音楽制作、芸術祭でのパフォーマンス等、様々なフィールドで活動中。2023年9月、ドイツ開催のReeperbahn FestivalでANCHOR Awardを受賞。
食事/Purje
プルイェは奈良の奥大和、宇陀のレストラン。プルイェは北欧の言葉で「帆」。屋久島、京都、ニュージーランドでの生活を経て、3年前より自然農で野菜やお米を育て、魚を釣り、木を切り、自然から恵みをもらい、この地の味を表現している。
音響/listude
2007年より奈良を拠点に、能動的な「聴く」からはじまる、もの・こと・感覚などを通してさまざまな提案を試みる。その場、その時でしか生まれない音を通じて感覚の広がりを体験する「音欒」プロジェクト、多面体・無指向性スピーカーの開発を行う。2021年、屋号「sonihouse」を「listude」に変更。
会場/劒主神社
奈良の中東部を流れる宇陀川の上流、作家・白洲正子が「かくれ里」と呼んだ宮奥地区に鎮座する。神代から社の背後の山頂にある白色の巨岩を御神体とする祭祀場であったとされる。社は江戸時代末期に造営。それまで「白色大明神」と呼ばれた。境内には杉の巨樹が聳え立ち長い年月の間そこが不可侵の神域であったことを現代に示す。
昨年の様子
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「音欒 -OTOMARU- 2024」
2024年9月28日(土)・9月29日(日)※雨天決行 荒天中止
2024年9月28日(土) <夕の欒>(ゆうのまる)15:45 open /16:00 start
15:45 集合・受付
16:00 音のワーク
17:00 ライブ開始
18:00 ライブ終了
18:30 食事開始
20:15 食事終了・終宴
2024年9月29日(日) <朝の欒>(あさのまる)10:45 open /11:00 start
10:45 集合・受付
11:00 音のワーク
12:00 ライブ開始
13:00 ライブ終了
13:30 食事開始
15:15 食事終了・終宴
※当日の状況により時間は変更になる可能性がございます。
定員20名/各回
– 料 金 –
¥24,000(ワーク・演奏・食事付き)
– 出 演 –
演奏/青葉市子
食事/Purje
音響/listude
– 場 所 –
奈良・宇陀 宮奥・劒主神社周辺(奈良県宇陀市大宇陀下宮奥318-2)
・近鉄奈良駅から車で約1時間
・近鉄奈良駅より近鉄榛原駅下車、榛原駅より奈良交通バス「大宇陀」下車(約1時間半)
– 予 約 –
予定枚数終了
*野外でのイベントのため、歩きやすい服装でお越しください。夕方以降は肌寒くなることも予想されますので上着の持参、また虫対策をお勧めします。
*音のワークや食事を通して、身体感覚を研ぎ澄ますような内容であること、またライブは静寂の中での繊細な演奏であることなどから、小学生以下の入場はご遠慮いただいております。
*チケットご購入後のお客様都合によりますご返金はいたしかねますので、ご了承ください。
*当日ご入場受付の際に、ご予約時のお名前をお知らせください。チケット配送はございません。
– 主 催 –
音欒事務局(listude)
TEL: 0742-31-5211
MAIL: info@listude.jp