神戸元町に新スピーカーを納入!


納入先は神戸 元町駅すぐの、とあるイベントスペース兼カフェになるお店。今回のsceneryは、バーチ(樺)の白木そのままの質感と、銀色のアルミの組み合わせの素材感が今までsceneryの穏やかな印象と異なる、かなりシャープな印象の特別なsceneryになりました。


今回は初めて鉄の加工を自らの手でやってみました。
やぁぁぁ、鉄を切って穴を空ける、と簡単な作業と思われるものも実際は本当に大変でしたよ・・・。

現場に着いて早速組み立てを始めます。
さてさて何ができるやら・・・。
メガネをお召しになられている方がオーナーのノムラさんです。
ノムラさんはmusika-nt(ムジカント)名義で音楽活動もされていて、
実はsonihouseの第2回 家宴にも出演していただきました。
そんなご縁もあり、sonihouseの音を気に入っていただいて今回の納品の機会を頂けました。
神戸元町駅前という好立地と広いスペース、そして空間デザインはドットアーキテクツの家成俊勝さんというパーフェクトな組み合わせ!

何やら怪しげなものが出来てきました。
ノムラさんも(ホントに)心配そうに眺めています・・・。

そして完成!
複雑な音響理論と最新のコンピュータ解析を駆使して(んなわきゃない!)考えに考え抜かれた構造による
12面体無指向性スピーカー専用スタンドです!

真ん中の四角い箱は低音専用のサブ・ウーハースピーカーです。
今回、サブ・ウーハーを追加するにあたり、上の12面体スピーカーの中心の軸と
ウーハーの中心を合わせることで水平方向に無指向性になるように設計しています。
そして全体の構造としてどれだけシンプルで強い構造に出来るかを考えました。

コンピュータを使って周波数ごとの音圧の分布を確かめながら調整していきます。
まだまだ空間自体の響きが多過ぎて音を煮詰め切れなかったですが、
今後、什器やインテリアが収められ、また空間の響きも徐々に落ち着いていくことでしょう。
僕も引き続き、暇を見つけて音を調整しに通わさせていただきます。
スピーカーって、日々の音の変化を観察していると植物を育ててるような感覚で楽しいんですよね。(・・・?)
わが家も引越ししてきたばかりの頃は響きが多過ぎて音がまとまらなかったのを思い出しました。

オーナーのノムラさんはネットを介した情報より、
直接人の手を介した、あるいは言葉を介した方法で
お店の広報をしたいというこだわりの方で、
当分はホームページやブログも始めない方針とのこと。
時間を掛けて徐々に本当に音楽を愛する人たちが集まる、
そんなクオリティーの高いスペースになりそうですね!
sonihouseももちろん微力ながらその一助になれるように
応援させていただきますよ~!
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space eauuu
(スペース・オー)
〒650-0022
神戸市中央区元町通2-6-10
ミナト元町ビル3F
Tel:078-381-9767
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