-報告- 12/24 「こやうたげ」@せんだいメディアテーク


クリスマス・イヴの夜、せんだいメディアテークにて「こやうたげ」と題した”scenery”の試聴会が行われました!

以前の記事でもご紹介の通り、美術作家の小山田徹さんと藤井光さんの展覧会が開催されたのですが、
その関連イベントとして、sonihouseを呼んでいただくことになったというわけ。

小山田徹さんの作品は天井から約600点もの日常品が吊られるというなんとも大掛かりな展示。
前回お邪魔したときには見られなかった夜のギャラリーは、照明の光が床にポツポツと並んで
お昼の展示とはまた違った静謐な雰囲気です。

見て見て!この景色!
実は仙台のクリスマスは「光のページェント」というイルミネーションが有名で、
ちょうどせんだいメディアテークの目の前の並木道がその会場だったのです。
6Fのギャラリーはガラス張りなので、少し視線を下に落とせばクリスマスムード満点の景色。
「こやうたげ」をよりキラキラと盛り上げてくれました。
さらには・・・この日は雪も降り積もり、ホワイトクリスマスとなりました。(少し積もっているのが見えるでしょうか?)


景色ばかりに目を取られてしまいそうですが、sceneryを設置していきます。
天井から吊られた日常品と同じ高さに設置して、準備完了!

小屋の中から見るとこんな感じ。
机には、吊られた日常品を一点ずつ綺麗に撮影した記録写真が並びます。
ほこりをかぶった不要品も、こうして撮影すると価値のあるものに見えてくるから不思議です。

「こやうたげ」は「家宴」の妹分的な存在。という設定なのでロゴを作りました。
そして「宴」といえばやはり「音」と「食」。
しかしあいにくギャラリー内は飲食禁止とのことだったので、「大和茶ミルク」を作りました。
「大和茶ミルク」とは、ほうじ茶で作ったロイヤルミルクティーのようなもの。
使った焙煎大和茶はミルク出し用に作られたもので、茎の部分ばかりを焙煎しているものなのです。
シナモンの香りをプラスして、大好評をいただきました!

そして宴には当ブログでもおなじみ、赤川新一さん(写真右)にもお越しいただきました!
美術という視点でお世話になっている小山田徹さんに加え、こうしてサウンドのプロの方のご意見をいただけるのは本当に心強く思います。

宴では、我らがDJ MAMPEIが選曲した、クリスマスをイメージする音楽を流しました。
中にはプレイリストを見て「戦場のメリークリスマス」をリクエストするお客さんも。
クリスマス・イヴという特別な日に、宴ができたこと。
さらには雪の降る仙台という、クリスマスムードにぴったりな素敵な街でこの日を迎えられて、とても嬉しかったです。

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