2019/5/2 thu. Mark de Clive-Lowe – Heritage Special Live

伝統的なジャズからクラブ・ソウルミュージックと、多岐なシーンで活躍を続けるキーボード奏者/プロデューサー、マーク・ド・クライヴ・ロウが今年も来日。リリースしたばかりの2枚組の新作『Heritage I&II』は、自身のルーツに真向から向き合った、数年前より進めてきたプロジェクトのひとつの集大成となる、自身にとってもっともパーソナルな作品。昨年に引き続きsonihouseで、詩的でオーセンティックな現代ジャズを響かせます。また、ゲストとして奈良出身の尺八奏者・日本芸能史家の薮内洋介を迎え、国や時代を超えた新たな試みを行います。

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Mark de Clive-Lowe マーク・ド・クライブ・ロウ
ニュージーランド人の父親と日本人の母親を持ち、ウエスト・ロンドンのブロークンビーツ・シーンでプロデューサーとして10年近く活動を続けた後、LAに移住。同地では出自であるジャズ・ピアニストとしての活動もリスタートし、ミゲル・アトウッド・ファーガソンやカマシ・ワシントン、ハーヴィー・メイソンら重要人物とも多数コラボレーションしてきた、LAシーンの陰のキーマンと言える存在。
生々しいグルーヴとラフで温かみのあるシンセ使い、雑味たっぷりの楽器演奏とソウルフルなボーカルワークで、ディープなファンクネスをマシンに宿すプロダクションスタイルを探求。sauce81としてUKのEglo Records始め、国内外のレーベルからリリースを重ね、N’gaho Ta’quia名義でアルバム『In The Pocket』、grooveman Spotとのユニット77 Karat Goldとしてアルバム『WANNAFUNKWITU』、2018年末には、SAUCE81 & SHING02として宇宙の旅を彩るSFサウンドトラック『S8102』を発表。2008年バルセロナにて開催された Red Bull Music Academy に招待されて以来、国内外多数のイベントやフェスに出演。Rainbow Disco Clubから始ったSOICHI TERADA × KUNIYUKI × SAUCE81のライブセッションは、ダンスミュージックのパフォーマー同士のセッションの可能性を示しながら、Japan Connection(パリ)、Warehouse Project(マンチェスター)、ADE2018(アムステルダム)といった各国のフロアも湧かせている。DJとのセッションも積極的に行いながら、ceroの楽曲にドラム・プログラミングで参加し、リミックスを提供するなど活動の幅を広げている。マシンを駆使し、歌やシンセのループをリアルタイムで組み上げて行くファンキーでソウルフルなライヴは必見。
http://www.mdcl.tv/
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ゲスト:
薮内洋介(尺八奏者・日本芸能史家)
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業、及び同大学院修士課程音楽研究科修了。元東京藝術大学音楽研究センター助手。NHK大河ドラマ『平清盛』『軍師官兵衛』、木曜時代劇 『かぶき者 慶次』土曜時代劇『アシガール』への参加・出演・一節切指導。名取裕子、美川憲一、吉幾三、前川清、劇団新派公演の劇伴への参加。海外公演:ブラジル、オーストリア、アメリカ、韓国、フランス、中国への単独招聘を賜る。
http://yousukeyabuuchi.com/

★Mark de Clive-Lowe インタビュー
mikiki 「異なる文化をバックグラウンドに持つふたりの音楽家の対話」 – http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/20446
GQ japan 「今ジャズと和ジャズの融合」 – https://blog.gqjapan.jp/posts/5640539?fbclid=IwAR3MOarCMUQ9H08PebAa6QK7yrfMMD3SVBEf0LHUSea2o1AlDKrAJcXFK2Y
arban 「日本をテーマにした大作“Heritage”完成で「先祖とのつながりを知った…」 – https://www.arban-mag.com/article/30458

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Mark de Clive-Lowe – Heritage Special Live
2019年5月2日(木)18:30 開場 / 19:00 開演
¥3,500*高校生以下¥1,000
ご予約は「MdCL予約」をタイトルに、「お名前・人数・電話番号」を
メール(info@listude.jp)にてご連絡ください。

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