15/10/26
【2F台所・1-2Fトイレ解体 / 床仕上げ】
夜はもうすっかり冷えて、冬の訪れを感じさせる10月も末。朝から大工さんに来ていただき、トイレや1階のカビ部分などの処理について相談。設備屋さんとのスケジュールを調整しつつ、来月から僕らでは手に負えない部分を始末していただきます。
とはいえ、作業はまだまだ残っているので、この日も総掛かりで工事を開始。2Fはいよいよ最後の仕上げとなるアピトン床材の貼り付け。アピトンは比重が高く、硬くて重いので床材として音にも非常に良いです。慎重に位置をはかりながら、さらに慎重に貼り付け。裸足になって床を踏みつけ、硬さを確かめるたびにニンマリしてしまいます。
ちなみに壁面下周りに10cmほどの溝を切ってケーブルなどの配線が隠せる意匠になっています。
【床構成】———————————-
下から、既存床 – 捨て板 12mm厚コンパネx 2枚(24mm) – 防振ゴムシート(3mm厚)- 捨て板 12mm厚コンパネ – 仕上げ床材 アピトン 14mm厚
合計 : 53mm厚
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この日の作業では、大人3人が寝れる分くらいの貼り付けが完了。
床を終えて、壁への吸音・反射のバランスをバーチの積層合板24mm厚を貼って整えてたら、リスニングルーム・イベントスペースはほぼ完成(予定)!ここで注意しなければいけないのが反射部と吸音部の配置を極端に偏らせた場合、音の伝送特性が悪くなることです。特にこのスペースはステージを前方だけに固定するのではなく自由に設定できるよう、均一に配置させるために反射部のバーチ合板の配置を意匠性も考えながら慎重に決めていきます。
手分けしながら、トイレ・キッチンの仕切りの壁を解体。無駄に多かった仕切りをなくせば、それぞれ広々した空間になり、ここからは業者さんに入っていただきながら、水道・ガスの設備です。
ひとつ気がかりなのは、吸音材を貼り付けた時から目立ち始めたフラッターエコー(反響)。エコーの抑制を目的とした吸音はエコーに関与する面に限って吸音処理します。どうやって鳴きを止めればいいのか。。日々頭を悩ませながらも、こけら落としまでは1ヶ月を切ってしまいました!
次の工事は、11月5日・6日。床を貼り終えたら、みんなで寝転びたい!
15/11/5
【2F床・壁面仕上げ】
sonihouse新スペースこけら落としまで秒読みになってきましたが、リスニングスペース・イベントスペースである2階も完成間近!
一昨日には3度目になる塗装工事があり、2階の中にある大きな「外壁」をしまりのある黒に塗っていただきました。毎回の丁寧なお仕事、感謝です◎
昨日から2日続けた工事は、途中、コンプレッサが壊れるハプニングにも見舞われましたが、ひとまず順調に進み、床の完成まで残り半分地点です! 同時進行で、壁面の吸音部分にはめ込む仕上げパネルを製作。キャンバスのように布張りしたパネルは、見た目にもよく、壁を埋めるたびに歓声があがります。
2日続けての工事でしたが、次の工事は9日の月曜日。来週からは水道・建具・金属加工などの専門業者の方にも続々きていただき、sonihosueラストスパートです!
なお、21日より4週にわたって開催されますこけら落としは、予約埋まり次第当日券の発行はいたしませんので、どうぞお早めに!
2015/11/09-10
【2F床仕上げ、タイル剥がし、1Fカウンター解体】
先日の雨より、湿気と寒気が漂うなか、sonihouseこけら落としまでラストスパート改装中です!
連日にわたり、dot architects のメンバーに加え、大工の植村さん、助っ人・応援の方々にも来ていただき、作業も怒涛の追い上げの最中。それぞれ作業にわかれて、コツコツ、黙々と手を動かし、休憩の束の間にはお互い現状を確認しつつ、導入する什器や機材を相談しつつ、残り少ないスケジュールを睨みつつ……。
そうこうしている内に、とうとう2F床のフローリングを貼り終え、リスニングスペース自体は完成間近! 何重にも重ねた床は、丈夫で立派な仕上がりになりました。(一重に協力してくださった、みなさまのおかげです……ありがとうございます!) 早速、即席ながらもスピーカーを設置し響きを確認していきます。
いよいよ2週間後に迫ったオープンまで、(ほぼ)毎日フル稼働で作業ですが、完成に近づくにつれて不思議と力も漲ってきます。手塩にかけて作業しながらも、日々姿を変えていくスペースに、ときに冷や汗も混じりつつ、嬉しい驚きの連続です。10日後の 11月21日には、みなさまのお目にかかれますよう、精一杯走り回りながら、お待ちしております!
15/11/14-19
【ガス・水道・電気工事、1・2F塗装、キッチン・トイレ周り仕上げ】
日付が変わって、明日! 「家宴」がはじまります!
連日の工事の中で原因不明の停電が起きたり、Marcus Fischerが怪我のため来日できなくなってしまったり、オープン前のバタバタへ追い打ちをかけるように盛りだくさんなsonihouseですが、スペースは順調に完成間近です!
今年の3月に下見をして、5月から解体を行い、そこから半年かけてコツコツ工事を行ってきました。ここ数日は、たくさんの業者さんや大工さん、左官屋さんにも協力していただいて、なんとかみなさんにお披露目できる状態までたどり着きました。手前味噌ではありますが、きっとみなさんの予想や期待を上回る空間になったなと、今日の工事終わりにスペースで試聴しながら確信しています。
明日は、電気屋さんに照明をいれてもらって、看板を取り付けて、大掃除。もはや、やりきった感も漂いますが、「家宴」はこれから! 多くの人にこのスペースを見て、楽しんでいただければと思います。
明日、21日(土)の席数も、若干ですが空きがあります! 〈12K〉オーナーでもあるサウンドアーティストTaylor Deupreeジャパン・ツアーの関西公演は、sonihouseだけ! 滑り込みでの予約お待ちしております!