
愛知のワインショップ 「Salut」の実店舗「Wine Shop Salut-Bibliotheque」に、14面体スピーカー “sight” を導入いただきました。
この場所に付けられた「Bibliothèque(書庫)」という名前には、ワインがただ並ぶだけでなく、時間とともに熟成し、訪れる人との記憶が重なっていく場所でありたい、という想いが込められています。店内は予約制で、一組ずつゆっくりとワインと過ごせる空間。静けさの中で、一本を選ぶ時間そのものが体験として設計されています。
建築設計は、ecrit architects。静けさをベースにした空間の中に素材の質感や光の変化が織り込まれ、落ち着いた時間が流れています。図書館のようにワインが書物のように並ぶその光景は、在庫の量を示すためではなく、この場所に積み重なってきた時間の厚みを感じさせます。







音響環境には、音楽家・高橋琢哉氏によるサウンドデザインが取り入れられ、雨や川、虫の音といった自然の気配を含んだ即興的な環境音楽が、静かに流れています。“sight” は、その空間の中に溶け込むように設置され、音は特定の場所にとどまることなく、空間全体にやわらかく広がっていきます。
ワインが土地の記憶や時間を内包しているように、この場所もまた、訪れる人の体験とともに少しずつ積み重なっていきます。その中で、音も静かに在り続けています。
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モデル:14面体スピーカー “sight“(1セット)
仕上げ:ホワイトオーク(吊型)
空間種別:店舗
配線方法:壁内配線