イタリアのサウンド・アーティストFabio Perlettaが11月17日に新しくリリースする「Nessun Legame Con La Polvere」と共に再来日します。毎回様々なテーマから繊細で実験的な楽曲をリリースしているFabioですが、今回の作品は、禅とFabioのプロジェクト「I Fiori Non Vedono Mai」の10個の彫刻のうちの1つ”I Fiori Non Vedono Mai I Propri Semi “（花は決して自分の種を見ない）からインスパイアされたもの。
私たちが日常的に目にし、手にする物質・物体について、それ自体の存在としてだけではなく、それらがどのように互いに影響しあうことについて深く思案し表現した今作品。予測不能なリズムや音が散りばめられた楽曲たちは、それ自体の音を聴いているようで、他の音との出会いや響きによって新しい音となって聴こえてくる、まさに物事が互いに影響しあい、出会いは永遠に繰り返されていくということを、実感できる作品です。
今までも何度も日本に足を運び、サウンド・アーティスト・鈴木昭男氏をはじめ多くの日本の音楽家や日本の文化から影響を受けてきたというFabio。以前の来日の際には「聴くことのアレゴリー」にも参加してくださった文化人類学者・柳沢英輔氏とも共演しています。
世界中で数々のアーティストたちと共演してきたFabioの静かで刺激的な世界観を、初めて奈良・listudeにて再現するこの貴重な機会をお見逃しなく！
Fabio Perletta
ファビオ・ペルレッタ
イタリア在住のサウンドアーティスト、教授、キュレーター。
存在、静寂とノイズ、無常などの概念を研究し、作品に落とし込んでいる。
物質的なものと非物質的なものについて、その曖昧さやパラドックスを共存させる二元性に焦点を当て研究を進めている。
聴覚的現実の複雑さ、多様性、儚さを表現するとともに、他にはない体験として参加型の演奏なども行う。
自身のレーベル「901 Editions」やRoom40、Dragon’s Eye Recordingsなどにて、レコーディングされた楽曲に留まらず、パフォーマンス、サイトスペシフィック・インスタレーション、オンラインの作品など型に留まらない表現方法で幅広く制作を行う。
また、日本をはじめ、アメリカやヨーロッパ各地のアートスペースやフェスティバルに参加。
現在は、イタリア・ペスカーラにあるISIA大学でサウンドデザインの教授も務めている。
＊新作アルバム「Nessun Legame Con La Polvere」は11月17日にオーストラリアのレーベルRoom40よりリリース予定。
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Fabio Perletta Japan tour 奈良公演
2023年11月18日（土）
開場 18:00／開演 18:30
– 出 演 –
Fabio Perletta
– 会 場 –
listude（奈良県奈良市四条大路1-2-3）
アクセス方法について
– 料 金 –
予約 ¥2,500（税込）
当日 ¥3,000（税込）
– 予 約 –
下記アドレスまで必要事項を明記の上、ご予約・お問い合わせください。
info@listude.jp
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