東京 ギャラリー「集英社マンガアートヘリテージ」



東京・麻布台ヒルズにあるギャラリー「集英社マンガアートヘリテージ」に12面体スピーカー”scenery“コトグレーと14面体スピーカー”sight“ホワイトオークを納入いたしました。


マンガアートヘリテージとは、集英社が2021年3月1日よりウェブサイト上で公開を始めた、マンガ原画の保存や活用について公共機関とともに考え、活版印刷やコロタイプ印刷など、希少となった印刷技術ともつながって”マンガというアート”について継承し、考え、創造していくプロジェクトです。
今回新しくオープンしたリアルギャラリーでは、単なる印刷物、読み物として親しまれてきたマンガたちが、受け継がれていくべきアートとして、最高の技術とマテリアルを使用し、一枚のプリント作品として目の前に蘇り、洗練された空間にて楽しむことができます。

2種類のスピーカーは、それぞれが別の場所にて様々な使い方をしていただいております。




12面体スピーカー”scenery”は、ギャラリー内にて、展示されている作品がどのように作られているのかを記録した映像再生にて使用されており、360°に広がるこのスピーカーならではの臨場感が、印刷物として大量生産されてきた漫画が、現代失われつつある技術を用いて、1つの作品として蘇るその軌跡を、よりリアルに集中し体感できる空間となっておりました。



もう1つの14面体スピーカー”sight”は、通路を挟んだ向かいの来客用ショールームにて使用されており、外からもその様子を確認することができました。作品を挟んで吊られたスピーカー達は、どこか凛々しい様子に見え、素晴らしい作品たちと共に、お客様をもてなすひとつの空間のアイテムとして、このように選んでいただけたことを誇りに思います。

このように誰もが知るコンテンツが、伝統を継承し次の世代への新たなる革新として、挑戦し続ける素晴らしい取り組みに、私達のスピーカーも微力ながら、お手伝いさせていただけていることが大変嬉しく、また気の引き締まる思いで気持ち新たに見届けることができました。

recent posts

Pagetop